ティム・オブライエン「世界のすべての7月」

 
ここ数年、7月になったら読まなきゃ、と思いながら過ぎてしまっていました。
今年(2014年)やっと読むことが出来ました。

 

2000年7月7日(金)から物語が始まります。
7月。夏(北半球では)。
人は7月にいろんなことを考え行動します。
年齢は関係ありません。
のめり込んで読んでしまいました。
どの人生も面白いんですが、ある理由でやせすぎてしまった、マーヴの話が好きでした。
ジョニー・エヴァーさんのおしゃべりも良いですね。

 

今年はどんな7月になるんでしょうか。



 

ティム・オブライエン「世界のすべての7月」

 

 

生きて、学べ、それがセオリーだ。

 

世界はナンセンスな回り方をしています。ひとつ事実として言えるのは、誰が非難してもしなくても、それと無関係に世界は回り続けるっていうことだ。

 

良いニュースと、悪いニュースとがあるわけさ。
悪いニュース・君は心を貪りつつ死んでいくことになる。
良いニュース・どうせみんな死ぬ。
 
 

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