こういう本を読むと背筋がピンとしますね。
正座して読んでしまうような本です。
食べることは生きることであり、その食べることの基本に、おむすび(お米)を据えます。
確かに、おいしいお米と、味噌汁があれば事足りてしまいます。
この本も読んでいるとお腹が空きます。
「めんどうくさいから」といって(料理を)やらなくなることが、さまざまな問題につながっていくように思います。」
佐藤初女「「いのち」を養う食」
食事をつくるのがめんどうなので、インスタントのもので済ませるとか、使い捨ての物が増えて、ゴミが増えてしまうとか・・・。
家族の問題、こどもの教育、環境破壊の問題にまでつながっていくのだと思います。
読書空間 ひつじ日和