晩年病気がちでなかなか外に出ることができない時期のエッセイ。
硝子戸の中、とは家の、もしくは部屋の中での考察、みたいなことでしょうか。
これだけ有名な人なのでいろんな人が訪ねてきます。
断らずに会うところが良いですね。
無理なものは無理とはっきり言うところや、ある意味で謙虚な姿勢も面白かった。
興味深い人です。
毎度のことながらワイド版岩波文庫は読みやすい。
面白い本も多いです。
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夏目漱石「硝子戸の中」
読書空間 ひつじ日和