玉村豊男「種まく人-ヴィラデスト物語-」

 

信濃毎日新聞でも目にしたことのある玉村豊男さん。
東御市でワインを作っていらっしゃるということは知っていました。
いつか本を読んでみたいと思っていました。

ワインを作っている場所に住み始めるまでの経緯がこの本に載っています。
分かりやすい文章で、面白く述べています。
最後の章の自然に対する考察がその通りだと思います。

 

”そもそも農業というのは、人間が自然に働きかけかなりの程度それを飼いならしたように見えて、実際には単に大きな自然界のほんの少しのおあまりをいただくくらいしかできないのだ”

 

”どんな疲労にも、徒労というものはない。なにかを犠牲にしてまでやり遂げる価値のあることなどなにもあるまいが、かといって、どんなささいなことにも、それなりのやるべき価値はあるものだ。”

 

御代田町も結構出てきます。

 

 

 

玉村豊男「種まく人-ヴィラデスト物語-」

 

 
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