ロケットエンジンの技術をめぐる、企業間の取引が中心です。
中小企業がクローズアップされているので、気になって読みました。
売上が100億もある、どちらかというと大企業よりの中堅企業ですね。
中小零細を期待されていた場合ちょっと規模感が異なります。
また、特許を巡る争いや、企業買収等がメインとなっており、純粋にものづくり、という意味では物足りないです。
そもそも研究開発費を費やせる時点で、ある程度大きな企業でなくてはできませんしね。
読み物としては面白かった。
会社をどうやってまとめていくか、はやっぱり難しいの一言に尽きます。
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池井戸潤「下町ロケット」
読書空間 ひつじ日和