小さい頃通っていた病院のロビーに大きな絵がありました。
具合の悪い時なのであまり良い印象ではありませんが、そのどっしりとした雰囲気をなんとなく覚えています。
ちょっとしたところに風景画が飾られていると見入ったりもします。
かといって絵画に詳しいわけでもありません。
フェルメールの絵に惹きつけられる人がいます。
福岡ハカセもその一人。
フェルメールに対する愛は尋常ではありません。
現地に見に行ってしまうのは序の口、正式に許可をもらって複製し、展示会までしてしまいます。
この本ではフェルメールに対する愛情を示すとともに、ある謎について独自に迫ります。
福岡伸一「フェルメール 光の王国」
読書空間 ひつじ日和