ある場所である人たちの会話が耳に入ってきました。
「山があるんだけれど、大変で・・」
おそらく相続か何かで遠方に山を持っている方のようです。
山を持っている人はそれほど多くは無いでしょう。
そして維持管理は大変に違いありません。
最近ソロキャンプ目的で山を買おうとする人が多いようです。
かつて山は財産として魅力的でした。
材木は建築の材料になり、もしかしたら地下資源も利用できる可能性もあったためです。
現在ではリスクの方が大きいような気がします。
クマも大きな問題です。
山を購入するにはメリットとデメリットがあります。
この本は山をめぐる現状などを踏まえ、山を買うことについてわかりやすくまとめたものです。
人口減少や環境、エネルギー問題を考えると、山への回帰は良いこともたくさんあるように思います。
無人島よりは買いやすい値段だそうです。
福﨑剛「山を買う」
読書空間 ひつじ日和