愛新覚羅溥儀「わが半生」

 
生まれた時代のせい、と言われればそれまでなのですが・・・。
 
皇帝という実態のないものにとらわれ、執着し、それがために日本に利用されてしまう。
しかし、戦犯として収容されていた時に、気付きます。

 

自分には何の能力もなく、ただ権力を振り回していただけだったこと。
 
偉いのは貧しくても他人にやさしく生きている民衆だったこと。

 

後半生はきっと幸せに違いありません。
 

 

映画「ラストエンペラー」はちょっと脚色しすぎでしょうか。
 

 

愛新覚羅溥儀「わが半生」
映画「ラストエンペラー」

 

 
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