桜がひらひらと舞い散る季節になると、岩井俊二監督の映画「四月物語」を思い出します。
好きな先輩を追いかけて、北海道から東京に出てきた女の子の、大学入学時(四月)の物語。
桜が舞い散る中、引越しをしているシーンが印象的です。
大学で、自己紹介をしている所で、その女の子がまだ分厚いセーターを着ていることをからかわれます。
でも実は、寒い地域から暖かい地域に来ると逆に、自分だけ薄着、という状態になります。
初めて静岡に来た時は、3月末でしたが暑くて上着なんて着てられませんでした。
けれど、静岡の人達はまだコートを着込んでいるんです。
なぜだろうって思ったのだけれど、今なら分かります。
10℃くらい気温が違うので。
四月にはいろんな物語がありそうですね。
映画「四月物語」
読書空間 ひつじ日和