無実の罪で牢屋に入れられるのですが、いろんな経緯を経て脱獄に至る物語を読みました。
14年も拘置されていたんです。
アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
脱獄するのは序盤です。
長い長い物語。でも面白い話でした。
無実の罪で牢屋に入れられてしまうと言えば映画「ショーシャンクの空に」。
原作はスティーヴン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」。
こちらは30年も刑務所にいます。
「モンテ・クリスト伯」と「刑務所のリタ・ヘイワース」には、脱獄に至る経緯も類似点があります。
もし無実の罪で牢屋に入ることになったら、この二つのやり方を参考にします。
そういえば、トルストイ「戦争と平和」の中のエピソードに似た内容も「刑務所のリタ・ヘイワース」に出てきます。
無実の罪でとらえられた男をあざ笑う真犯人を知る機会が出てくる・・・そして・・。
スティーヴン・キング氏は「モンテ・クリスト伯」も「戦争と平和」も読んでいて、再構築したのでしょうか。
それともたまたま同じような内容になったのでしょうか。
いずれにせよ、すごい人です。
スティーヴン・キング原作の映画「スタンド・バイ・ミー」も名作だと思います。
アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
スティーブン・キング「ゴールデンボーイ」
映画「ショーシャンクの空に」
トルストイ「戦争と平和」
読書空間 ひつじ日和