森鴎外「山椒大夫・高瀬舟 他四篇」

 
山椒大夫は大正3年に書かれたそうです。もう古典と言っても良いでしょうか。
大正3年は西暦1914年ですので、ちょうど100年前の作品です。

 

この本には短編が6作入っています。
100年前の生活は、想像に難いですね。
きっと今より厳しい生活をしていたんだと思います。
でも愛や情が溢れています。

 

哀しみもあるんですが、だからこその愛ですね。



森鴎外「山椒大夫・高瀬舟 他四篇」

 

 

 

この本はブックオフで何気なく手にとりました。
目次の次のページに献呈紙が貼ってありました。
思わず買ってしまいました。
どういう経路でここに来たんでしょうか。
ちょっとせつない感じもしますが、何か運命めいたものも感じます。
 
 
 

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