井上靖「石濤」

 
私小説みたいな短編がいくつか入っています。
しかも井上靖、晩年の作品ばかり。
成熟、という文字が似合う文章です。
 

 

石濤 という方を初めて知りました。
川に関する話題が多いです。
そこに登場する人物が哀しみを背負っています。
隠遁についての考察に納得します。

 

 

 

井上靖「石濤」

 

 

 

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