江戸時代に長崎から江戸まで象が歩いたんです。
びっくりです。
京都では天皇に謁見するために位をもらいました。
「広南従四位白象」
浜松も通過しています。
ただ、姫街道を通ってきているので、お城付近には近寄らなかったのでは。
今の浜松IC付近で天竜川を渡ったと思われます。
空襲で全く記録がないとのこと。
箱根では5日も寝込んでしまいました。
東海道を歩きたくなる人の気持ちがちょっと理解できました。
さて、伊藤若冲は京都でこの象を見たのでしょうか。
若冲当時13才か14才。
記憶にとどめておくには十分な年齢です。
象は1742年に21歳で天に召されます。
若冲27歳。
実際に見なくても耳に入ったのでは。
京都や江戸では相当なフィーバーだったみたいです。
パンダとかタマちゃんみたいに。
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