堀江敏幸「めぐらし屋」

 
すごくぼんやりした時間が流れる本です。
それでいて細かいことは非常に細かく描写されています。
 
名前のこと、百科事典のこと、傘のことなど。
 
もし続編があるなら、いろんな人が繋がっていくのでは、という予感があります。
 
その前に終わっちゃうところも良いですね。
 
 
読書空間 ひつじ日和