2017-02-23 パール・バック「大地 (4)」 読んだ本のメモ(書棚担当) 最終巻、ついに終わりました。 長かったけれど、面白かった。 1900年代初頭の中国を知っている著者だから書けた物語だと思います。 貧しかった王龍の勤勉さ。 子、王虎の豪快さ。 孫、王淵の繊細さ。 孫が少し祖父の時代に良さを感じている部分に救われます。 人間ってそういうものかもしれません。 4巻の終盤は現代の小説を読んでいるようでした。 大地(四) (新潮文庫) 作者:パール・バック 新潮社 Amazon パール・バック「大地 (4)」 読書空間 ひつじ日和