長らく読書順番待ちリストに入っていた本。
置いてある本を見るたびに、表紙の3人の視線を感じていました。
是非、事前情報無しで読んでみてください。
非常に長いです。
途中で眠くなります。
誰にでもおススメできる本ではありません。
それでも中盤以降は引き込まれます。
司馬遼太郎さんがおっしゃっていました。
「日本の文学は平面的である。
西洋の文学は立体的。基礎をがっちり固める。
だから基礎部分は退屈だけれどその先が面白い。」
この本もそうです。
読み終えたあと、空を見上げたくなるような気持ちになります。
リチャード・パワーズ「舞踏会へ向かう三人の農夫」
読書空間 ひつじ日和