週末の嵐が去り、春らしい日になりました。
お店の横にはシレネ・カロリニアナという鮮やかなピンク色の小花が満開です。
外は花粉もたくさん飛んでいそうですが、陽気に誘われてお散歩に出ると、かわいい花があちこちに…。
春を感じてうれしくなりました。
途中に立派なレモンの木があるお宅があり、レモン色とグリーンの組み合わせに少しの間みとれていました。
もう何年も忘れていたけれど、そういえばLemon tree という曲があったな…。
Fool's Garden というドイツのバンドの曲で、アルバムの中のその一曲だけ、なぜかとても気に入り何度も聴いていたのを思い出しました。
ちょっとせつないメロディと歌詞。
19、20歳頃の気分がよみがえります。
こんな立派なレモンの木を見上げたことは今までに一度もありません。
ふくよかに実ったレモンは気持ちよさそうに風に揺れていました。
帰宅して懐かしいそのメロディを聴いても、今の私は静かに微笑むだけ。
過ぎた年月を思うと同時に、自然と今の自分の周辺に対する感謝を感じました。
きれいなレモンの色が爽やかな気分を運んできてくれたので、黄色つながりで今週のお店のお花は春を告げるミモザを選びました。
ミモザの花言葉は「感謝」「真実の愛」「密かな愛」「友情」「優雅」などがあるそうです。どの言葉も素敵ですね。
読書空間 ひつじ日和