もし自分が夏目漱石の孫だとしたら、どのような人生になっていたでしょうか。
外部からあれこれ言われることの嫌悪感と、でもなんとなく誇らしい気持ちが入り混じり、普通ではない10代だということが容易に想像できます。
房之介さんは漱石の長男の子供です。
やはりいろいろな感情があったようです。
それでも30代以降に変化があり、少しずつ受け入れます。
漱石夫人の鏡子さんに対する、孫ならではの視点も興味深いものです。
夏目漱石の本を読みたくなりました。
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夏目房之介「漱石の孫」
漱石の髭みたいな雲
読書空間 ひつじ日和