池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題12」

 
世の中には知らないことが数多くあります。
 
そして知れば知るほど世界は複雑に構成されていることが分かります。
それが分かると安易に何かを言うことは難しく思えます。
 
 
池上さんはエピローグでこうおっしゃっています。
「歴史を学ぶというのは過去についてあったことを知るだけではく、未来について考える力を身につけることです。」
 
 
先日読んだ中島 岳志さんの本に出てきた憲法のことについてと共通点があります。
 
 
再び池上さん
「世の中をより良く変えるのは、まず「知る」ことから始まると思います。」
 
 
そしてSNSについて「人類の歴史のなかで、常に誰かとつながり続けていることは極めて異常なこと」と考え、「独りになって思索を深める時間を持つ」ことの重要さと、それが「人間的にも学問的にも成長させてくれるのではないでしょうか」と沈思黙考を勧めます。
 
 
 
 
来年はどんな内容になるのでしょうか。
 
 
 
 
池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題12」
 
 
 
 
 
 
 
 
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