ある日、友人に会いに行きました。
互いのこどもが学校に行っている短い時間。
中間地点で待ち合わせです。
おとなだけで落ち着いた気持ちで会うのはかなり久しぶりです。
この日をいったい何年待ったか。
会いたくても会えない日があることを、
いつも一緒にいた学生の頃には想像できませんでした。
何年も何十年も経てただ会いたいだけで出かける日が、こんな静かな喜びになることも。
天気はいいしこの時間帯の新幹線は空いてるし、もう最高。
びゅーんとすっ飛ばしてくるわ〜♪
何度も往復して見慣れた景色も今日は格別。
若い頃は魂の落ち着き先をここじゃないどこか外に探して彷徨っていたのかもしれないな、なんて思ったり。
今はここにあってよかったです。
素敵な場所やお店があるかもしれないけれどそっちのけです。
話せるだけでうれしい。
お互いとその家族の幸せを祈り合う。
楽しい時間はなんて短いのでしょう。
なんとかここまでやってこれました。
なんだか力がみなぎってきます。感謝!
これからもずっと大事にしたいことは、
会いたい人に会いに行くことです。
読書空間 ひつじ日和