かつて病気の対処方法として瀉血が行われていました。
瀉血とは大量の血液を体外に排出することで病気を改善する治療法です。
現代の医療ではなかなか想像の出来ない方法ではないでしょうか。
加持祈祷の類も同じです。
どんなに祈ってもそれを改善してくれる人はどこにも居ません。
科学で様々なことが分かってきました。
それでも万能と信じてしまうことは神様を信じることと同じ状況になってしまいます。
対極にあるものではなく共存していくべきものなのでしょう。
宗教を代表するバチカン市国と科学を代表するセルン(欧州原子核研究機構)。
ある研究成果が対立構造を浮き彫りにします。
そこに登場するイルミナティ。
鍵が隠されているローマ各地の歴史的建築物。
次々に起る事件の真の目的とは。
ヴィジュアル愛蔵版は写真がたくさんあるので理解が深まります。
重いことだけ我慢できれば・・。
ダン・ブラウン「天使と悪魔」
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