長野県でヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーを営む玉村豊男さん。
東京から長野県に移住しさらに現在ヴィラデストがある東部町(現東御市)に引越すまでの日記のような愉快なエッセイです。
食のこと、旅のこと、軽井沢での生活、自然のこと。
中学生のとき、10月末に雪が積もって驚いたことがありましたが、そのことにも触れていたました。
割りとお近くにいらっしゃったのですね。
あの時代に長野県に移住し、農業を主軸にしていこうと思った玉村さんの先見の明と、行動力に敬服します。
世の中はバブル景気の真っ最中。
しかも40代中盤。
周囲に惑わされることのない真直ぐな意思を感じます。
これから何かをしようと思っている方の参考書にもなりそうです。
玉村豊男「晴耕雨読ときどきワイン」
読書空間 ひつじ日和