小学生の時です。
当時は学校で集団予防接種をやっていました。
少し恐怖を感じながら順番待ちをし、先に終えた笑顔友達を羨まし気にながめていました。。
中には泣いてしまう子も。
はんこ注射(BCG)の時です。
なぜか受けなくて良い事になりました。
免除されたのは2人か3人くらいで校庭の遊具で遊んだような記憶があります。
はんこ注射は痛いという噂があったので、少しラッキーだけれど、仲間外れにされたような淋しい気持ちもあったように思います。
今考えるとツベルクリン反応(結核に対する免疫を持っているか)を見て、陽性だったので受ける必要がなかったのですね。
ということは結核にかかったことがあったということなのでしょうか。
福岡ハカセはニューヨークの健康診断でツベルクリン反応を見ることになってしまいました。
BCGを受けているので陽性になり面倒なので、そう説明しても受け入れてもらえません。
アメリカではBCGの信頼は低いようです。
ツベルクリン反応の結果は陽性、他の医療機関で詳細な検査をしてやっと結核ではないことが証明できました。
昔は致死率が高く、文学にも数多く登場していた結核。
BCGは新型コロナウィルスでも少し話題になりました。
結局ファクターXでは無かったようです。
福岡伸一「変わらないために変わり続ける マンハッタンで見つけた科学と芸術」
読書空間 ひつじ日和