たべものについてのエッセイ。
読んでいるとお腹が空きます。
写真のような絵がそれを刺激します。
そして昔食べていたものを思い出します。
例えば、上高地ビスケット、何でもないジャガイモパン、ジャスコのイートインコーナーのたこ焼き。
上高地ビスケットは検索しても画像が出て来ません。
幻か。
ジャガイモパン:パンの中にまるごとジャガイモが入っていて、その上にマヨネーズのようなものをかけて焼いたものです。
食べたい。
ジャスコ:当時はデパートだと思っていました。
「何かを本当に知ることは、一つ一つ時間がかかる。私は今まで、一体いくつのことを本当に知っただろう」(一筋の梅の香り)
「私たちにできる貢献は、自分の仕事をたゆまず続けることしかない」(日常の手触り)
「小さなものにこそ丁寧に心を籠める」(小さなものにこそ、心を籠める)
森下さんの大切にしていることが少し見えてきたりもします。
森下 典子「こいしいたべもの」
読書空間 ひつじ日和