夏の長編

 

また長い作品を楽しんでいました。

まだ肌寒い頃読み始めたのですが、すっかり夏、真盛りですね。

チャールズ・ディケンズ「荒涼館」。

 

 

前から読みたかったのですが、実は新刊ではもう買えません。

ちくま文庫から昔出ていたようです。

 

 

 

長くて、薄暗くて先の見えない長い真直ぐな廊下があります。

そこにはたくさんの扉があって、その扉の向こうには知らない世界が待っています。

たくさんの扉の一つを開けてしまったかのように楽しめました。

 

 

ディケンズさんがこの物語を書いたのは、黒船が日本にやってきた頃。

めまいがしそうです。

 

 

今、日本で、この本を本屋さんで買えないということは悲しいことだと思いませんか。

 

 

 

 

チャールズ・ディケンズ「荒涼館」

 

 

 

 

読書空間 ひつじ日和