先日、縁があって人前でお話しする機会がありました。
その中で、本題とはあまり関係ありませんでしたが、余談で「らせん」についてちょこっと触れました。
らせん形状は身近にたくさんあります。
人工物だと
・ねじ
・らせん階段
・ドリルの溝
・ケルト人の渦巻き模様
・エッシャーの絵(魚がぐるぐるになっている絵)
・アルキメデスの陽水ポンプ
自然界だと
・銀河
・台風
・植物のツル
・羊の角
・巻貝
・蝶の口
・DNA(二重らせん)
などが挙げられます。
自然界にもたくさんあるというのが、何か合理性があり、神秘的なところだと思います。
また哲学でも弁証法の中に螺旋が出てきます。
「事物の螺旋的発展の法則」
昔流行った事物が、再度ある発展を伴い復活する、という概念です。
らせんについて何か詳しく研究したことがある訳ではありませんが、とても不思議で、興味深いと思いませんか。
参考図書
田坂広志「使える弁証法」
福岡伸一「福岡ハカセの本棚」
読書空間 ひつじ日和