村上春樹 柴田元幸「翻訳夜話」

 
もし若い時にこの本に出会っていたら、翻訳家、もしくは文章家を目指していたかもしれません。
英語を日本語にしていくことは、ものすごく楽しいことなんじゃないかと思えます。
それにはまず、自分の好きな小説を原文で読めないといけませんね。
ハードルが一つ上がりました。
 

翻訳する時の苦労もたくさんあります。
英語力はもちろん日本語力、雰囲気を読み取る能力。
どの日本語にすればよいかの整合性。
きっと決断力も必要です。
さらにハードルが上がります。
 
結局海外文学を楽しく読めればいいのだと思います。
それにはまず、翻訳してくれた方に敬意を表し、感謝しつつ読みたいと思いました。
 
それにしても、大学の授業に突然、村上春樹氏が来たらびっくりしますね。
 

 

村上春樹 柴田元幸「翻訳夜話」

 
 
 
読書空間 ひつじ日和