春へと向かう日々

 

カラスたちがトンビのような大きな鳥を襲っていた。

大きな鳥なのにカラスにつっつかれて墜落するみたいによろけていた。

相当悪いことしましたね。

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渋滞しているな、と思ったらドクターヘリが着陸するところだった。

そこは公園の脇の道で、近くまで来ていた救急車と接続した様子。

運ばれている人には悪いけれど、なかなか見られない光景である。

すごい狭いスペースに着陸するヘリコプターの操縦士に感心した。

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信号待ちで止まっていると、対向車線の2番目に止まっている軽自動車の人が降りてきた。

ニッカボッカを穿いた、ちょっと怖い感じのお兄さんである。

前に止まっている車の窓をたたく。これから喧嘩が始まるのか。

前の車の、高齢の人も車から降りてきた。

車の一部を手で叩くようにして、また運転席へ。

なんだ、給油口が開いていたのを教えてあげたんだ。

見た目を覆えす優しいお兄さんである。

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新田次郎「八甲田山死の彷徨」を読んだ。

10年くらい前に八甲田山に行った時にはそんな事実があるなんて知らなかった。

この本を読むと少しくらいの寒さではへこたれなくなる。

 

新田次郎「八甲田山死の彷徨」

 

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上手な駐車。

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今日の記事はである調である。

 
 
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