山中伸弥「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」

 
最近、福岡伸一氏の本をよく読み、万能細胞にも興味を持ちました。
iPS細胞とはどのようなものか、まだ理解していなかったのでこの本を読むことに。
 
iPS細胞がどのように作られたか、概要だけですが、理解できました。
分かりやすく書いてあるのが目的の本だと思います。
 
それから、山中氏は、最初からエリートコースバリバリ突き進んでいるかと思いきや、
意外にも挫折の連続でびっくりしました。よくiPS細胞まで辿りつけたと思うくらい。
 
それから、iPS細胞ができたのはチームのおかげだ、と強調しています。
自分の成果だと欲張らない所が山中氏の魅力的なところですね。
だからこそ短時間でiPS細胞が完成したのではないでしょうか。
24個遺伝子を全部いれちゃったら、と提案した高橋氏も魅力があります。
笑えるエピソードでした。
 
STAP細胞の行方は分かりませんが、今後も万能細胞に注目していきたいと思います。
 
 

 

山中伸弥「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」

 

 

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