穴を埋める 雪をかく

 

養老先生の本を読んでいたら、

「個性を発揮しようとする前に、とにかく目の前の穴を埋めなさい。」

(間違っているかもしれません。こんなニュアンスです)

と、耳が痛くなるような言葉に出会いました。

 

 

確かに、仕事をしているといろんなことがありますが、とにかくこなすことが大切なんですね。

 

 

「ダンス・ダンス・ダンス」にも「文化的雪かき」という言葉が出てきます。

来た仕事は、嫌な顔をせず引き受け、丁寧に、納期に間に合わせる。

雪が降ったら効率的に路の端に寄せるかのように。

 

 

若い頃にはわからなかったことも、歳を積み重ねると、穴を埋めていく重要さが理解できます。

 

 

ミスター・チルドレンの桜井さんも歌っています。

なんてことの無い作業を、手際良くこなしていけば、まわりまわって目の前の人の笑顔をつくる。

 

 

今日もせっせと穴を埋めようと思います。

 



養老孟司「超バカの壁」

 

 

 

 

村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」

 

 

 

Mr.Children「HOME」

 

 

 

読書空間 ひつじ日和