2014年も静かに暮れて行きます。
今年は秋も早かったのですが、冬も早くやってきた気がします。
寒い冬には読書です。
コーヒーを片手にいかがでしょうか。
今年読んだ本で、面白いと感じたものをいくつか挙げます。
あくまでも個人的なものですので、全ての人に面白いかどうかは分かりません。
新田次郎「八甲田山死の彷徨」
4日も5日も-20℃の中に閉じ込められてしまったら、
もう何でも良くなっちゃいますよね。
それでも助かった人がいます。
これを読むと寒さに強くなった気がします。
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沢木耕太郎「凍」
再読ですが、やっぱりすごかった。
こちらは夫婦で-30℃近く、7,000m以上の場所に、1週間くらい居ます。
生きる力が違います。
エリック・シブリン「無伴奏チェロ組曲を求めて」
バッハの名曲を、緻密な取材と、自らの体験からこの本を書き上げます。
ちょうどバッハの誕生日に読もうと思いました。偶然です。
曲を聞きながら読んでみては。
野口勲「タネが危ない」
いつも食べている野菜にそんな重大なことが起こっていたんですか。
知らないことは、罪深いことです。
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細川護熙「不東庵日常」
晴耕雨読を実践している細川氏。
おすすめしている本を読んでみたいです。
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井上靖「本覚坊遺文」
弟子から見た千利休。
数十年に渡り、時間の許す限り、師のことを考え尽くします。
時間は何事においても成熟に必要なものです。
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アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
壮大な復讐の物語。
7巻の超大作。
1冊読み終えられれば、最後まで読んでしまいます。
多分・・。
渡邉格「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」
いろいろと勉強になりました。
本気でパンを作っています。
一度食べてみたいです。
再読含めて面白かった本もたくさんあります。
サマセット・モーム「月と六ペンス」
水村美苗「日本語が亡びるとき」
夏目漱石「行人」「三四郎」「夢十夜」「永日小品」
それから、井上靖さん、宮本輝さん。
田坂広志さんからも学ぶことが多いです。
はやぶさ関係の本と映画も見ました。
すごいですね、はやぶさ。
先日、はやぶさ2が無事宇宙へ旅立ちました。
福岡伸一ハカセの本もかなり読みました。
ハカセの、いろんな分野の知識とオタクっぷりに敬意を表します。
読書空間 ひつじ日和