三島由紀夫「金閣寺」

 
最初に読んだときは、もっと衝撃的でした。
今回は全容を知っている分だけ、細部が非常に難解に思えました。
仏教的知識が不足しているためです。
それでも金閣寺の美しさに囚われ、世の中を厭世的に感じ、
その結果火を利用してしまうところは、理解できるようでもあり、
狂気的でもあり、引き込まれます。
当時を知っている人はどのような感想を持つのでしょうか。



三島由紀夫「金閣寺」

 

 

 

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