堀江敏幸「いつか王子駅で」

 
桐光学園の特別授業を書籍化した「わたしがつくる物語」で、堀江さんが授業をしていました。
その中でこの本の内容を語っていました。「書斎の競馬」に連載していたので、馬が出てくること。
タイトルは、ちょうどその時「Someday My Prince Will Come」(いつか王子様が)を聞いていたので、とっさに「いつか王子駅で」にしたとのこと。
でも途中で「書斎の競馬」が休刊になってしまったこと。単行本化に辺り、最後まで書き上げたこと。
そうだっけ?あんまり覚えていないや。ということでまた読んでみました。
確かに馬がたくさん出てきますね。
 
最後の1ページは1文です。すごい。
 
中毒性のある文体だと思います。
 
 

 

前回読んだ記録をみたら、同じ日付(3月9日)でびっくりしました。
 
 

堀江敏幸「いつか王子駅で」

 

 

 

読書空間 ひつじ日和