村上春樹「遠い太鼓」

 
本棚に長い間入っていたのですが、その厚み(570ページ)からなかなか読み始めることができませんでした。
先日ふと手にとってみたら、ちょうど40才前後の文章だという内容が目に入ってきた。
同じくらいの年齢じゃないか、読まなければ、と、とうとう読み始めたわけです。
読み始めると結構面白くって、あっと言うまでした。
 
 
村上氏がヨーロッパに一時住んでいたことは知っていましたが、その周辺のことが詳細に描かれています。
ギリシャ、イタリアが中心です。
ギリシャの島々は魅力的ですね。
村上氏の、海外で生活する能力の高さにも感服します。
イタリアは今でもこんな感じなんでしょうか。
 
 
村上春樹「遠い太鼓」
 
 
 
読書空間 ひつじ日和