福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

 
2015/6/30
再読しました。
いずれの内容もさらに理解が深まりました。
ぼくらが自分では分かっていなくとも、体の中の機能は緻密な働きをしています。
 

ここ2年近く動的平衡というものに注目しています。
生物に限らず、よい組織の条件ではないかと思います。
何かが欠けてもバックアップをする。それも周囲と相談しながら自律的に。
生物に学ぶことはまだまだたくさんあるんだと思います。
 


2014/1/1
福岡さんの視点による生物学です。
最後の一文が好きです。「自然の流れの前に・・・」
また、「ダークサイド・オブ・DNA」の章は、文筆家顔負けの内容で、面白く読めました。
それぞれの人の言い分を聞きたいです。
それから、「チャンスは、準備された心に降り立つ」まさにその通りですね。
準備ができていない人に、何を見せても、何を聞かせても、全く響きません。
そういう経験もたくさんあります。
常にせっせと準備をしておかなければ。
冬眠前のリスのように。

 

 

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

 

 

 

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