宮本輝「約束の冬」

 
何かがしんしんと降り積もるような感覚を受けました。
 
世の中には知らないことがたくさんあります。
この本に出てくる飛行蜘蛛もそうです。
 
そして宮本氏があとがきで書いているように、
”大自然の慈愛に似た何者かを、現代のおとなたちは学んではこなかったのだ”
 
それはそのまま自分自身にも当てはまるんだと思います。
 
読み始めたきっかけは、岡山県総社市、軽井沢、という文字を見たので。
総社市は仕事でたった3時間程度滞在しただけですが、印象に残っている町です。
 
 
宮本輝「約束の冬」
 
 
 
読書空間 ひつじ日和