福岡伸一「できそこないの男たち」

 
2016.2.16
先日NHKスペシャルで男女の差についてとりあげている回を見ました。
そこでSRY遺伝子が出てきたんですね。
復習を兼ねて読みました。
 
やっぱり生物は不思議です。
不思議すぎます。
地球の成り立ちから不思議です。
生命の誕生も不思議。
 
この本を読むとちょっとだけ不思議の内容が理解できます。
 
 
2014.2.20
なぜ人間には(ほとんどの生物には)、女性と男性の二つの性ができたのでしょうか。
 

 

進化の過程でそうした方が都合が良かったのでしょうが、理屈では良く判りません。
現状では男女関係における悩みというのは人生の上でかなりのウェイトを占めるはずですし、それは何百年もあまり変わらないと思います。
1,800年代の文学作品の主要なテーマの一つであったように。
 

 

人を愛することの喜びが、それをとりまく苦しみよりも大きいのでしょうか。
もし苦しみの方が大きくなるとすれば、人類は単一の性(もしくは両性具有)に戻っていくのでしょうか。
 

 

しかしながら、女性をデフォルトとし、男性が作られていく。ある染色体(DNA)をトリガーに。
その仕組みは本当にすごいと思います。
 

 

福岡伸一「できそこないの男たち」

 

 
I am thinking to quit the job.
Why?
I think that I need some life changer.
 

 

 

「科学の世界の公用語は、皆さん、英語であると当然のようにお考えになっていると思いますが、実は違います。」
「科学の世界の公用語は、”へたな英語”(poor English)です。どうか、この会期中、あらゆる人が進んで議論に参加されることを望みます。」
 
 
 

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