「成果を上げる能力は習得できる」
確かにあるポイントを押さえれば可能かもしれません。
そのヒントがこの本に記載されています。
タイトルが「経営者」ですが、経営者だけを対象にしていません。
意思決定をする全ての知識労働者です。
当てはまる人が多いと思います。
何回か読まなければいけません。
誤字 P184 7行目 応々 → 往々
P・F・ドラッカー「経営者の条件」
成果を上げる八つの習慣
1.なされるべきことを考える
2.組織のことを考える
3.アクションプランをつくる
4.意思決定を行う
5.コミュニケーションを行う
6.機会に焦点を合わせる
7.会議の生産性をあげる
8.「私は」ではなく「われわれは」を考える
重要なおまけ
聞け、話すな
時間は制約要因
成果と業績に焦点を合わせ使える時間をコントロールする
できるだけまとまった時間をつくる
新人であろうと貢献に焦点を合わせ、成果に責任を持つ者は、
最も厳格な意味においてトップマネジメントの一員である。
組織が必要とする三つの成果
直接の成果
価値への取り組み
人材の育成
ビジョンや能力や業績において、今日の水準を維持しているだけ=組織の適応力の喪失
自らを変革できない組織は明日の変化に生き残ることができない。
人事において重要なこと
人の弱みを最小限に抑えることではなく強みを最大限に発揮させること
成果の上がらない人
1.必要な時間を過小評価する。楽観する
2.急ごうとする。成果をあげる者は時間と競争しない。ゆっくり進む。
3.同時にいくつかのことをする。どれ一つとしてまとまらない。
優先順位の決定
1.過去ではなく未来を選ぶ
2.問題ではなく機会に焦点を合わせる
3.横並びではなく独自性をもつ
4.無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ
判断を行うためには選択肢が必要
選択肢があって初めて何が問題であるか正しい洞察が得られる。
意見の不一致が存在しないとき(満場一致)は決定を行うべきではない。
読書空間 ひつじ日和