新田次郎「霧の子孫たち」

 

小学校の時、車山に登りました。
夏なのに涼しく、木が無くて少し寂しい印象でした。

大人になると夏の高原の美しさに目を奪われます。

その車山のある霧ヶ峰に関する実話がモチーフです。
新田次郎氏も関係者。


人間が活動領域をどんどん拡大してゆきます。
その結果いろんなものが失われ、そしてSARS-CoV-2に代表される人間にとっての脅威が発生します。
 
「霧ヶ峰を救うには、救い難い人間を救う以外に方法はない。これはなにも霧ヶ峰に限ったことではない。」

50年も前に警鐘が鳴らされています。
 
 
リニア中央新幹線についても時間をかけて議論する必要があります。
 
 
 

新田次郎「霧の子孫たち」

 

 

 
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