岸正彦「断片的なものの社会学」

 

何とも言えない気持ちになる本でした。
 
世の中はみんな異なった人生を送る個の集合体です。
でも報道や政治からは十把一絡げとして考えられてしまいます。
結果どうしても齟齬が出てきます。
 
岸さんは愛のある視点で物事(社会)を考えていらっしゃいます。
 
 
「そしてそれが同時に、ほかの人びとを傷つけてしまうこともある。だから私は、ほんとうにどうしていいかわからない。」
 
 
 
岸正彦「断片的なものの社会学」
 
 
 
読書空間 ひつじ日和