生きているとどちらかを選ばなくてはならない時があります。
その選択の大小を問わず、AなのかBなのか。
葛藤が存在すると心は乱れます。
ふりかえってみますと大事な場面では、そちらを選ぶことによって気持ちが明るくすっきりする方を選んできました。
頼れる誰かの意見など、いろいろとひととおりは検証するけれども、最後は自分の心が決める。
自分の胸に手を当て、エゴの声も取り払って何が感じられてくるかに耳を澄ませます。
だいたい今までもそれで何とかなりました。
これからもきっとそうでしょう。
母からの古い古い本。
岡潔さんの「日本のこころ」にありました。
[私にはすべて「そうであるか、そうでないか」の問題ではなく「それで心が安定して心の喜びが感じられるかどうか」の問題なのだと思う。]
心強い言葉に安心をもらいました。
岡潔「日本のこころ」
読書空間 ひつじ日和