食にまつわる日本文学の短編9つ。
どれも100年くらい前のものだと思われます。
小学生向けのためか、読み仮名がふってあり、注釈と解説が充実しています。
壺井栄「餓鬼の飯」
獅子文六「砂糖の用い方」
宮沢賢治「フランドン農学校の豚」
志賀直哉「小僧の神様」
谷崎潤一郎「陰翳礼賛(抄)」
芥川龍之介「芋粥」
内田百閒「蒲鉾」
林芙美子「風琴と魚の町」
泉鏡花「うどんの岡惚れ」
獅子文六「砂糖の用い方」
宮沢賢治「フランドン農学校の豚」
志賀直哉「小僧の神様」
谷崎潤一郎「陰翳礼賛(抄)」
芥川龍之介「芋粥」
内田百閒「蒲鉾」
林芙美子「風琴と魚の町」
泉鏡花「うどんの岡惚れ」
大人も十分に楽しめる内容でした。
「小僧の神様」は何度読んでも感心します。
「蒲鉾」は子供の反応をこっそり見てみたい内容です。
「芋粥」は現在の人間に対する戒めのようにも思えます。
読書空間 ひつじ日和