刻々

 
 
 
 
「日の出は元旦だけにあらず!」
母ちゃんの唐突な思い付きで、家族みんなで早朝の海へ行った時のこと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
砂浜は昼間と違って冷んやり。
暗闇から刻々と変わる空の色に一同感嘆。
薄暗い波打ち際で、超高速な動きをする子ガニを追いかけます。
太陽が昇ると一転、いっきに光に包まれます。
早起きのご褒美がいっぱいです。
 
帰りの車内はプリシラ・アーンさんのFine on the outsideを聴きながら。
ジブリの「思い出のマーニー」の主題歌で、我が家の「海の帰りソング」です。
 
長女曰く「夏が終わる感じがして、宿題やらなきゃってなる。」
うんうん、わかるよ〜。
夏の終わりはせつないよね。
上映当時、夏休み最後に映画館に行ったからかな。
大人が聴くと、インナーチャイルドが癒されるようなイメージの素敵な曲。
 
彼女の最近の曲も探してみますと
You make the world a better place が気になりました。
 
マーニーのような壊れてしまいそうな繊細さが、時を経て強くしなやかに満たされたよう。
森の中へ裸足で駆けて行くプリシラさんが本当にきれいです。
 
楽になったと感じる分だけ子は成長し、こちらは歳を重ねていく。
今、自分に何ができるだろう。
今日のこの気持ちも忘れないでいよう。
次の世代へもどうか美しい地球を。
そんな風に感じながら聴きました。
 
 
 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
読書空間 ひつじ日和