ミッチ・アルボム「モリー先生との火曜日」

 
政治はなぜ経済や防衛のことばかりが争点になるのでしょうか。
愛や思いやりがテーマになっても良いのではないでしょうか。
 
手に職をつけることよりも、人格形成に重点を置いたモリー教授。
愛や思いやりに溢れた、稀有な先生です。
 
ALSは再会のきっかけに過ぎません。
貴重な時間は濃密な空気となり、心に沈殿します。
 
 
「「死が近い」と「役立たず」は同義語ではない」
「過ぎたことにとらわれるな。ただし、否定も切り捨ても禁物」
「どっちが勝つって?そりゃ愛さ。」
「他人から信頼してもらうには、こちらも相手を信頼しなければならない。たとえ自分が暗闇の中にいようと。」
「物質的なものは愛ややさしさの代わりにはならない。金や権力もそう。」
「はやばやとあきらめるな。いつまでもしがみつくな。」
「思いやりを持つこと。お互いに責任を持つこと。」
 
 
 
愛や思いやりは強力な経済対策でもあり、疾病対策にもなり得ると思います。
 
 
 
 

ミッチ・アルボム「モリー先生との火曜日」

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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