ガンという病気をめぐり、医者と患者、それぞれの葛藤を描きます。
死に対する考え方の違い、生きることの意味、他者への思いやり。
死なない人はいません。
それがいつやってくるか分かる人もいません。
この2年弱は死について考える良い期間だったように思います。
そして最善の医療、最適な政治についても。
昔、歯科ですが、そのお医者さんに納得がいかず、他の病院に行ったことがあります。
結局何も解決しませんでした。
問題は自分の中にあったようです。
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久坂部羊「悪医」
読書空間 ひつじ日和