小学生くらいの頃でした。
学校から帰って少し経ったくらいの時間です。
電話が鳴り、誰もいなかったので出ました。
「〇月××日に予約したいのだけれど」
「予約できるのかできないのか」
などとまくしたててきます。
ここは旅館等ではない旨を伝えると、ガチャリと切られてしまいました。
その後、宿泊施設と間違えらる電話が何度かありました。
この本は短編集です。
上記のような体験を思い出してしまうくらい不思議なものばかり。
中にはぞっとするものも。
タイトルが概要みたいに長いのですが、読んだあとに見返すと納得します。
いったいどこの宿泊施設と間違えられていたのでしょうか。
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柴崎友香「百年と一日」
読書空間 ひつじ日和