ひと言ではそのニュアンスを伝えきれない、翻訳できない世界中の言葉が集められたこちらの本。
 
 
ドイツ語のページでふと浮かんだ笑顔がありました。
 
 
WALDEINSAMKEIT
ヴァルトアインザームカイト
わあ、何かのおまじないみたいな響き。
 
 
〈森の中でひとり自然と交流する時のゆったりとした孤独感〉
という素敵な意味なんだそうです。
 
 
もしかしたら彼女も、ドイツの森の恵みをたっぷりと味わっているころかな。
 
 
ページをめくるたびに何語なんてことはどうでもよくなり、感覚が優位に。
自然と豊かな気持ちが広がり、それはもうワンネスの心地。
 
 
楽しいおしゃべりは昨日のことのよう。
メッセージを送ることもできるけれど。
この本のおかげで遠くの友人を近くに感じられました。
 
 
 
 
 

エラ・フランシス・サンダース「翻訳できない世界のことば」

 

 

 
 
読書空間 ひつじ日和