辻山良雄「小さな声、光る棚」

 
より早く、より多く、より大きく、より効率良く。
ある一面においては重要かもしれませんが、そのために疲弊したり失ったりすものもあるのではないかと思います。
 
疲弊したとき一人でゆっくりと回復できるような場所を目指したひつじ日和。
 
全国的にそのような場所が増えているような気もします。
 
 
2016年にオープンした小さな新刊書店Titleさんからもその矜持を感じることができます。
「まともに思えることだけやればよい。」
「本を売ることは、モノのやり取りであると同時に、モノに託された思いのやり取りでもある。」
「本屋の本棚は、世界の豊かさを示しているのである。」
「本屋が自分を取り戻すために役に立つのであれば、その人には気のすむまでゆっくりと過ごしてほしい。」
 
 
 
本が発する小さな声に耳を傾けたいと思います。
 
 
 
 

辻山良雄「小さな声、光る棚」

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
読書空間 ひつじ日和