グレープフルーツジュース

 

本、オノ・ヨーコ、グレープフルーツ・ジュース

 

年に数回、グレープフルーツジュースを飲みたいなあという日があります。だいたい暑い頃かな。頭の中も気分もシャキッとしますよね。急に春めいて、もわっとした日にも効果ありな気がします。

 

グレープフルーツを選ぶ時は真剣。皮が剥きやすいのとそうでないのがあって、みずみずしくて美味しいものは見た目にも違います。

 

そのまま食べる時は、ひとふさずつ丁寧に皮を剥き、できるだけ良い形のをたくさん用意して冷蔵庫へ。せっかちなくせに、なぜかここはゆずれないところ。あえてすぐにではなく、後でおもいっきりいただくことを〈想像している時〉がMAXにいい気分なのです。

 

「グレープフルーツジュース」

 

ジョン・レノンが名曲「イマジン」を生み出すきっかけになったというオノ・ヨーコさんの作品を読んでみました。タイトルがなぜグレープフルーツジュースなのか理由も想像してみながら。

 

命令形で次々に課されるミッションは、自分の持つ〈想像力〉を試されているかのよう。英文も添付されていて、そちらはよりストレートでパンチをくらうみたいです。

 

今、思いの力、想いの力は、強いと感じる場面が増えています。だからこそ、平和な想念でありたいです。

 

「グレープフルーツジュース」をしっかりと味わった後で、もう一度「イマジン」を聴いてみようと思います。

 

 

 

 

オノ・ヨーコ「グレープフルーツジュース」

 

 

 

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