吉村昭「三陸海岸大津波」

 

2011年3月の地震とそれに続く津波はほとんどの日本人が驚愕したのではないでしょうか。
その例外の一人が吉村昭さん。
もしご存命であれば、やっぱり来たか、と思ったことでしょう。

 

明治29年と昭和8年の津波について調査しまとめました。
2011年に聞いた地名が同じように出てきます。
地震の後の津波到達までの時間や、高さや進み具合も同程度だったと思われます。

 

 

もしこの本を読んだ後にあの地震を経験したとして逃げていたのでしょうか。
あの状況を知った後では答えを出すことすら出来ません。

 

 

 

 

吉村昭「三陸海岸大津波」

 

 

読書空間 ひつじ日和